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あしたへ向かって

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セロクエルとセロクラールの取り違えは危険

 アステラス製薬(東京都中央区)とサノフィ(東京都新宿区)は2020年8月24日、抗精神病薬セロクエル(一般名クエチアピンフマル酸塩)と、脳循環代謝改善薬のセロクラール(イフェンプロジル酒石酸塩)について、販売名類似による取り違えを注意喚起した。

 12年に一度注意喚起を行ったが、その後も、処方時のオーダリングシステムでの誤選択や、調剤時の薬剤取り違え事例が発生。20年6月1日時点で25件の事例が日本医療機能評価機構のウェブサイトで報告されている。

 これを受けて2社は、セロクエルまたはセロクラールを処方・調剤する際は、薬効および販売名を確認するよう改めて強く要望。併せて、オーダリングシステム使用時には、入力後の内容確認、薬剤選択時のアラート表示など、誤選択の防止策を講じてほしいとした。

 抗精神病薬のようなハイリスク薬や誤入力しやすい薬剤については、処方監査や薬剤交付時・配薬時などに、病歴薬歴を併せて確認するよう求めた。具体的には、(1)患者インタビューにより、どのような疾患で受診したか確認、(2)処方箋に記載された診療科で処方される薬剤であるか確認、(3)併用薬、病名などの情報を利用し、前回処方歴および薬歴と照合――などを挙げた。

 その他、新しく配属された職員向けの研修などで取り違えやすい医薬品として注意喚起する、セロクエルとセロクラールの販売名・薬効分類名を記載したを薬局や診察室内に掲示するなど、取り違え防止策を徹底するための啓発や周知を行うよう要望している。

 

 

 
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セロクエルとセロクラールの販売名・薬効分類名を記載した表(アステラス製薬・サノフィの資料より参照)

 

 

 

 

 

 放っておくと筋肉は年齢と共に衰え、そのことが原因で免疫力が下がったり、生活習慣病を引き起こしたり、心の健康や、脳の認知機能にまで影響を及ぼすと言われています。とはいえ、筋肉を衰えさせてはいけないとわかってはいても、運動をコンスタントに取り入れるのはなかなか難しいジムに通い続けるにはお金も必要だし、一人でできないスポーツはその場所や相手を確保するのに手間やお金もかかる、ランニングはいきなり走っても大丈夫か不安…

今週のお題「読書感想文」

などなど、運動に対するハードルはけっこう高いものです。そこでウォーキングの提案です。ウォーキングなら家の周りを歩いてもいいし、どこかに行くついでに1駅分歩くこともできるし、すぐにでも始められます。ただ、なんとなく歩くだけでは体力アップはむずかしいことも事実です。著者は科学的に「どれくらいの速度で」「どれくらいの頻度で」「どれくらいの時間行えば」「どんな効果が得られるのか」を徹底的に研究し明確にしました。その根拠となるのは、20年にわたり6000人以上のデータを取った結果と分析。それがわかりやすく示されているので、なぜどのように体にいいのか、納得できます。そのようにして確立した、効果的で継続しやすい方法「インターバル速歩」のやり方を紹介。ややきついと感じる早歩きと、ゆっくり歩きを一定間隔で繰り返すだけのシンプルな方法です。第1章では、体力とはなにかについて、ミトコンドリアの働きなど細胞レベルの話も交えて解説します。なぜちょっときつめの早歩きを組み込むのかがわかります。第2章では、具体的なインターバル速歩のやり方を紹介し、多くのデータから明確になった、さまざまな効果について解説します。第3章は、インターバル速歩をさらに効果的にする方法や、腰痛・膝痛や体に不調のある人にもできる方法などを紹介する応用編です。第1章 体力とはなにか体力には種類がある/運動時のエネルギー源/体力が落ちると生活習慣病になる/運動トレーニングによる持久力向上メカニズム/熱中症予防のために備わった驚くべき体のシステム/1日1万歩は体力アップになるか?/中高年者は筋力トレーニングと持久性トレーニングを明確に区別する必要はない ほか第2章 インターバル速歩の方法と効果体力アップはウォーキングで十分だった!/体力向上は、生活習慣病を改善する/気分障害を改善する/睡眠の質も改善する/認知機能も改善する/関節痛も改善する/骨粗鬆症も改善する/炎症反応を引き起こす遺伝子活性を抑制 ほか第3章 インターバル速歩の応用インターバル速歩の後の乳製品を摂取で、筋肉が太くなる/慢性炎症を抑制する/生活習慣病の症状が改善する/熱中症に強くなる/腰痛・膝痛の人もできる/水中インターバル速歩