オンライン服薬指導は電子お薬手帳と共に
(1)保険証確認、(2)オンライン服薬指導の予約、(3)服薬指導、(4)決済──で利用し、ポケットファーマシーは(1)事前の薬剤の情報提供、(2)服薬指導時のお薬手帳の確認、(3)服薬指導終了後の必要事項の手帳への記載、(4)配送した薬剤の受け取り確認(処方箋情報の送信機能を使って、患者に届いた薬剤を撮影して送信してもらう)、(5)必要に応じたフォローアップ──で使用している
パネルディスカッションでは、視聴者から、「オンライン服薬指導の導入にちゅうちょする薬局がある中で、普及のためにはどのようにすればいいか」「オンライン服薬指導における薬剤師の役割は」といった質問が上がった。
オンライン服薬指導は改正薬機法により本来は20年9月から行われるはずだったので、「ほとんどの薬局が様子を見ている」とコメント。また、薬局が積極的に行おうと思っても、薬機法の制度下で実施しようとすると、オンライン診療からのオンライン服薬指導しか認められていない」と指摘。「かつて薬局が在宅業務に取り組みたくても、周囲に(在宅診療に)積極的な医師がいなかったような状況と似ている」(大澤氏)と説明した。薬剤師の役割については「在宅でも(外来)窓口でもオンラインでも同じ。きちんと患者の話を聞いて普通に仕事をやるだけで、何ら変わりないのかなと思っている」
さらにオンライン服薬指導を行うに当たり、「人手が足りるのか」という質問に対しては、「日常業務の中で行いやすい時間帯で予約制としているので、今のところ問題はない」と回答。今後は関心を持っている患者に対して、待合のスペースを活用して、オンライン服薬指導の疑似体験会を実施することも検討しているところだ。
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— mikami🐬🏯歴史すき (@mikami91280742) 2020年10月23日
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