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あしたへ向かって

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変異株にも有効な可能性がある抗体が開発中

動物モデルを用いた概念実証研究として、ゴールデンハムスターを用いた感染実験を行った。さまざま用量のVIR-7831を腹腔内投与し、1日後または2日後にSARS-CoV-2に経鼻暴露させだ。

 

血清における抗体の濃度は、投与から3日後に最高に達した。重症度の指標とした、暴露から4日後の体重減少は、コントロールに比べ介入群で小さく、RT-qPCRにより評価した肺のウイルス量も有意に少なかった。同様に、暴露4日後の時点で肺組織に存在していた、感染性を有するウイルスの量も有意に少なかった。ウイルスの増殖速度と重症度は、投与した抗体の用量依存的に低下した。また、適用された全ての用量において、ADEの徴候は見られなかったことから、

 

 これらの結果から、VIR-7831とVIR-7832はCOVID-19に対抗するワクチン以外の新しい手段として有望だと結論もできるようだ。

 

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