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あしたへ向かって

トレンド、医療、政治、趣味について書いていきます

新型コロナ変異株は一体何が違うのか?

国民の半数近くが新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のワクチン接種を終了した米国では、2回のワクチン接種が完了した個人は屋内であってもマスクが不要となり、ソーシャル(フィジカル)ディスタンスの配慮も不要となった。米国在住の緒方さやか氏の寄稿によると、いわゆるアフターコロナを謳歌し始めている現状が見られる。

一方、日本ではワクチン接種がなかなか進まず、変異株が猛威をふるい、医療崩壊の危機にある。近畿中央呼吸器センターの倉原優氏は、「歴史の残る事態」と大阪のコロナ病床の現状を表現している。

 

 これまでも私はCOVID-19に関して記事を書いてきた。第1波は戸惑いながら手探りで最善の対応を模索する医療現場の苦悩を。しかし、第2波以降は第1波の経験を生かし、ある程度自信を持って対応できるようになったという現場からの明るい声をよく聞くようになり、安心感も持つようになっていた。

 しかし、第4波では、再度、暗雲が垂れ込めてきているように感じる。倉原氏が言う「何かが違う」というのは一体何なのかと疑問を持たずにはいられない。

 

今、全国に広まってきている変異株は、これまでの株とどう異なるのか。変異株は急速に重症化しやすくやっかいとの印象があるが、それは本当なのか。

 

感染力が高いため患者数が増え、そのために患者の初期対応が遅れ、治療も後手に回ることで重症者が増えるという、医療システムの課題を指摘する声もある。

 

私も変異株には不安感がある。