エルデカルシトールの先発・後発品が出荷調整に
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レンタルもある
組合活動の話。今、見るタイミングの映画。
wowowでもリメイクされたよう。
エルデカルシトールの先発・後発品が出荷調整に
同効薬の先発品も出荷調整となる事態に
沢井製薬(大阪市淀川区)は2021年7月7日、骨粗鬆症治療薬のエルデカルシトールカプセル0.5µg「サワイ」、同カプセル0.75µg「サワイ」について製造を一時停止するため出荷調整を行うことを公表。
沢井製薬の2品目が品薄となった影響で、他社が発売するエルデカルシトールの需給がひっ迫。日医工(富山市)はエルデカルシトールカプセル0.5µg「日医工」、同カプセル0.75µg「日医工」の出荷調整を行うことを公表、また、中外製薬(東京都中央区)は既に投与されている患者への安定供給を優先させるため、先発医薬品のエディロールカプセル0.5μg、同カプセル0.75µgに加え、同効薬の先発品であるアルファロールカプセル0.25µg、同カプセル0.5µg、同カプセル0.1µg、同散1µg、同散1gとロカルトロールカプセル0.25、同カプセル0.5についても出荷調整を行う事態となっている。
沢井製薬によると、20年11月頃に発生した製造上のトラブルにより、エルデカルシトールの製造が一時的にできなくなり、十分な在庫量が保てない状況になったという。製造所の構造設備の保守点検時期を調整しながら、十分な在庫量の確保に努めてきたが、想定を上回る急激な需要増加に生産が追いつかなかった。その結果、在庫量減少に加え保守点検期間中の製造休止により、出荷調整を行うこととなったと経緯を説明した。
今後の見通しについて、21年7月から9月については、十分な在庫量が確保できないため、供給を100カプセル包装のみに限定し、数量を制限して出荷するとした。また、21年10月上旬より従来の数量を供給可能としている。
同社はウェブサイトで医療関係者から患者へ説明するための文書を掲載、一時的に患者へ薬剤を届けることができなくなった経緯を記載すると共に、今後の治療について、かかりつけの医師または薬剤師に相談するよう依頼しているとのこと。