2021年の安全保障理事会の非常任理事国の選出
◇ 2021年6月11日、国連総会は安全保障理事会の非常任理事国10カ国のうち、2021年末で任期満了をむかえる5カ国の入れ替え選挙を行い、ブラジル、アラブ首長国連邦(UAE)、ガーナ、ガボン、アルバニアを選出した。
→ 任期は2022年から2年間である。
→ ブラジルは11回目の選出で、非常任理事国に選出された回数は、我が国と並んで最多となる。
◇ 非常任理事国はアジア太平洋やアフリカ等の5つの地域枠ごとに配分数が決まっており、毎年半数の5カ国が交代する。
◇ 上記5カ国は、2021年で2年間の任期が切れるベトナム、エストニア、ニジェール、チュニジア、セントビンセントおよびグレナディーンの後任となる。
◇ 2022年以降の非常任理事国は今回選出されたブラジル、アラブ首長国連邦(UAE)、ガーナ、ガボン、アルバニアに加えて、インド、メキシコ、ノルウェー、アイルランド、ケニアの計10カ国になる予定である。
◇ 我が国は2022年に選出される2023年から2年間の非常任理事国入りを目指している。