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あしたへ向かって

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コロナワクチン接種後の死亡率を他のワクチンと比較すると

コロナワクチンが他のワクチンと比較して特段安全性が低いわけではないことを証明するには、(1)接種後の死亡率が接種を受けていない集団と比べて高くないことと(2)接種後死亡者の死因が一般の死因と同様──の2つを示せばよいだろうから、

(1)に関しては「他のワクチンと比べて接種後死亡者が多いとはいえない」でも代替できる

 

では、ベースラインにおける死亡率も見てみたい。

 人口動態統計によると、2020年の死亡率は人口100万対で、0~4歳は432人、5~9歳で62人、10~14歳で81人、15~19歳で2.260人。MRやHPVの対象となる年齢のいずれにおいても、ワクチン接種後に比べて多い。コロナワクチンの接種対象は現在12歳以上となっているが、5歳階級別の死亡率は、10~14歳がもっとも低くて、100万対当たり81人。ちなみに、65~69歳では8908人と跳ね上がり、それ以上の年齢では一桁高く、1万人を超える。コロナ接種の有無にかかわらず、日本の死亡率はどの年齢層でも、コロナワクチン接種後よりも高いことが分かる。ただし、ワクチン接種後の死亡例も、人口動態統計には含まれているため、非接種集団としての単純比較はできない。

 次に死因を見てみたい。日本人の死因の第1位は言うまでもなく悪性新生物だ。だが、厚労省のコロナワクチン接種後死亡の報告を確認した限り悪性新生物はほぼゼロ!(「老衰またはがん」が1件)。

 

 

 ちなみに、一般メディアが報じることが多い脳血管疾患だがそれも、日本人の死因としてどの年代でも、自殺や事故、老衰を除けば、死因のトップ3に入っていることも付け加えておくきたい。

 

 コロナワクチン接種後死亡率が他のワクチンよりも高い現状で「ワクチン無関連死亡説」を実証するには、接種を受けていない集団と比べて死亡率が高くないことと、接種後の死因が一般の死因と同様であること、この2つを示す必要がある。まずは、剖検数を増やすなどして真の死因究明に努めることが必要だと考える。

1日も早いコロナウイルスの収束を願っている。