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あしたへ向かって

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新型コロナ陽性者の「自宅療養」の問題点

 最近、政府が新型コロナウイルス感染者の入院対象を、重症者や重症化リスクがある患者を中心に絞る方針を示しました。

確かに、連日報道されている通り、感染者の増加は著しく、昨年も私が勤務していた薬局にも、陽性者が薬を取りに来るケースが連日発生していました。

 今、陽性と診断され、重症でない患者は自宅療養を余儀なくされますが、食料や薬の調達など日常生活を送るために「不要不急でない外出」が必要です。

私は、自宅療養を中心にする感染対策には限界があり、本当に感染拡大を防ぐことができるのか疑問です。

 新型コロナ陽性者は、薬局に薬の配送を手配してもらうことも可能ではありますが、実際には食料調達や子どもの送り迎えなどで外出するついでに、薬局に薬を取りに来る場合がほとんどです。私たちは感染対策のために、薬局の外に出向いて薬をお渡しするのですが、患者の中には買い物袋などを持っており、スーパーや銀行など、様々な用事を同時に済ませているのだろうと想像できます。

また、この陽性者の同居家族は濃厚接触者になりますが、無症状で症状がない限りは通常通りに学校や仕事に行っているのだろうかと色々と疑問が生じてきます。