調剤料の大胆な組み替え、徐々に明らかに２　三國志川柳を作ってみる

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— mikami🐬🏯歴史TCG特撮ドラゴンボール好き🌈100名城スタンプ (@mikami91280742) 2022年1月18日

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この文言から読み取れるのは、調剤料は（1）薬剤調製や取りそろえ鑑査業務、（2）処方内容の薬学的分析、調剤設計等、薬剤服用歴管理指導料のうち薬歴の管理等に関する業務──の主に2つに組み替えられて、それぞれ点数化されるということ。確かに21年11月26日の中医協総会での議論を踏まえた内容になっている。

そして新たに見えてきたのは、薬剤服用歴管理指導料が“解体”される可能性だ。同管理指導料の薬歴の管理に関わる部分が別途評価されるようになり、服薬指導に関する部分も新たに評価が新設され、加算もあり方が見直されるとすれば、“解体”と言えるだろう。

　日本薬剤師会常務理事はこの日の中医協総会の中で、「調剤料を一定程度整理することで見えてくるものもあると思うので、改定後の調査などで影響をみていくことも必要と考える。現場への影響は大変大きい部分でもあるので、これらの観点を踏まえて慎重かつ丁寧な対応をお願いしたい」などとコメントした。

　この他、後発医薬品調剤体制加算については、後発品の調剤割合が高い薬局に重点を置いた評価とするため、加算の要件と評価を見直すと共に、調剤割合が低い薬局対する減算について要件と評価を見直すと盛り込まれた。「見直しの方向性は理解する。ただ、依然として後発医薬品の供給は不安定であり、現場は非常に苦しい状況が続いている。供給不安となっている後発品の調剤割合の算定に関わる柔軟な対応と合わせて、後発品の安定供給の確保を最優先にした対応をお願いしたい」と理解を求めた。

　後発品の薬価収載から3カ月以内に発売することとされているが、最近は多くの企業が収載を希望した中でごく一部しか発売できておらず、期限である3カ月ギリギリになって発売される商品も増えていると指摘があった。現場も混乱しているとして、初収載の際には、厚労省と製薬会社が発売時期について密に情報を共有することや、翌月以降で発売が遅れる場合には発売時期を示すこと、場合によっては後発品の調剤割合の算定について発売後から一定期間の猶予を設けるなどの検討を訴えた次第だ。