うるう年 今週のお題
今週のお題「うるう年」
2020年はうるう年(閏年)です。平年であれば2月は28日までですが、2020年は29日まであります。このうるう年の意味、皆さまもとうにご存知だと思いますが、
そこでこの記事では、うるう年の意味や、計算方法と決まり、うるう年の一覧をご紹介していきます。また、うるう年が誕生日の人は、公的機関でどのように誕生日が定められているかについても解説させて貰おうと思います。
うるう年とは?
うるう年(閏年)とは、2月29日が存在する年のことをいいます。「閏(うるう)」とは、暦こよみの上での日数や月数が平年より多いことを指し、この日を「閏日(うるうび)」、閏日がある月を「閏月(うるうづき)」、閏日がある年を「閏年(うるうどし、じゅんねん)」といいます。
このうるう年は、約4年に一度訪れます。平年は365日ですが、うるう年には366日になるということです。
なぜ、うるう年が設定されたのかというと、実際の季節と暦がずれてしまうためです。
平年を365日とする太陽暦で、地球の平均回帰年(太陽が黄道上の分点と至点から出て再び各点に戻ってくるまでの周期のこと)は約 365.242199 日です。ですので、ずっと365日の暦にしてしまうと、徐々に季節と暦がずれてしまいます。そのため、ほぼ4年に一度、2月に1日を足して調節をしているのです。
いつから始まった?
うるう年の始まりは、1582年にさかのぼります。ローマ教皇・グレゴリウス13世が「グレゴリオ暦」という暦を制定したことから、始まりました。
この「グレゴリオ暦」は、数百年をかけて世界標準となりましたが、日本では、明治5年12月2日の翌日を、新暦と呼ばれる太陽暦の明治6年1月1日(グレゴリオ暦1873年1月1日)とし、始まったそうです。