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あしたへ向かって

トレンド、医療、政治、趣味について書いていきます

2020-05-01から1ヶ月間の記事一覧

SARS-CoV-2はネコからネコへ感染する!!

以前からSARS-CoV-2がヒトからネコ科の動物に感染するという報告があり、ネコ同士で感染が起こることも示唆されていた。米国Wisconsin大学Madison校のPeter J. Halfmann氏らは、6匹の家ネコを対象とする感染実験を行い、接触したネコ間でウイルスの感染が起…

(SARS-CoV-2)不活化効果について

医薬部外品および雑貨の新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)不活化効果について北里大学大村智記念研究所 ウイルス感染制御学研究室I 片山和彦教授らの研究グループは、市 場に流通している医薬部外品・雑貨のうち、主にエタノール、界面活性剤成分を含有し、新…

コロナうつ”が医師、院内間でまん延中か

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で、医師の多くがメンタル関連の不調を自覚しており、いわゆる“コロナうつ”を示唆する症状に悩む医師も少なくないことがこのほど明らかになった。メンタル不調が続く医師の約1割は既に何らかのメンタルサポートを…

和田秀樹先生の新刊 灘高物語発売だそうで

ameblo.jp さっそくkindleで灘校物語 を注文してみました。配信だそうです。面白かったです。 お引越しをご検討の方へ!! ●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━● 世界にたった1つ、あなただけのドメインを登録しよう! https://px.a8.net/svt/ejp?a8mat=35UKB2…

緊急事態宣言解除後にますます重要であるべきPCR検査の誤用が目に余る2

このような中では、注力すべき対策の軸足が、SARS-CoV-2感染者に対する医療提供体制そのものから、感染者を見つけ出すためのモニタリング体制の構築・拡充に移っていくことになる。 確かに大火事は消し止められたが火種はまだ残っている。人の動きが再開され…

緊急事態宣言解除後にますます重要であるべきPCR検査の誤用が目に余る1

5月25日に緊急事態宣言が全て解除となった。これからは社会経済活動のレベルを本格的に上げていくことになる。とはいえ、世界ではいまだ数万人の感染者が毎日出続けており、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行が収まる気配はまだない。当初中国で始…

血中抗SARS-CoV-2抗体検査キット4種の性能に関する評価結果

血中抗 SARS-CoV-2 抗体検査キット 4 種の性能に関する評価結果(令和 2 年 5 月 20 日版)【目的と方法】本検討は、COVID-19 の病原体である SARS-CoV-2 に対する抗体を、イムノクロマトグラフィーを原理として検出するキットの性能評価を目的に行った。供…

PCR・抗原・抗体検査をどう使い分けるか

日本臨床微生物学会、日本感染症学会、日本環境感染学会の3学会は5月25日、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に対するPCR検査、抗原検査、抗体検査の特徴と使い分けに関する指針「新型コロナウイルス感染症に対する検査の考え方」を公開した。 指針では…

マスクで熱中症リスクは上がる?

マスクで熱中症リスクは上がるか? とても暑い日が続いています。自粛解禁で久々に外出してみたら、季節が変わっていたという経験をした人も多いかもしれません。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の猛威は一旦鳴りを潜めましたが、人との距離を取ったり…

COVID-19重症化の謎とマイクロバイオーム関与の可能性2

COVID-19重症化の謎とマイクロバイオーム関与の可能性2 6) BCGの効果? BCG接種国ではCOVID-19の発症率、死亡率が低いことが世界的に注目を集めている。日本では1951年からBCG接種が義務付けられているが、日本のCOVID-19の欧米諸国に比べて例外的とも言え…

COVID-19重症化の謎とマイクロバイオーム関与の可能性1

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)には、これまでの医学の知識では説明できない不思議な特徴が数々ある。感染しても大部分の人は無症状~軽い上気道炎症状だけで終わるが、なぜ一部の人のみが重症化するのか? その重症化因子として、高齢、糖尿病は分か…

「どうせ自粛生活なら勉強を」の決意を三日坊主に終わらせない方法スキルアップを

新型コロナウイルスの影響で、自粛生活が求められる今。外出がしたくてもできない状況の中、「どうせならば何か始めたい」「時間に余裕がある今、スキルアップしたい」という前向きなビジネスパーソンも多いのではないでしょうか。 しかしその反面、いざ何か…

現場は「三密」どころじゃないんです

まだまだ、収束する兆しの見えない、新型コロナ感染症。 私の勤務先では、現場は毎日、対応に追われています。 物資がないので、マスクは節約しながら使い、看護師さんたちが協力して、ゴミ袋を使ってガウンを作ったり、ゴーグルを作ってくれたりしています…

(科学者列伝)1899年の今日5/14 Lars Nilsonが無くなった.58歳.1879年にガドリン石から新元素を発見、スカンジナビアにちなんでスカンジウム(原子番号21)

https://gallica.bnf.fr/ark:/12148/bpt6k30457/f639.image から引用 Comptes rendus hebdomadaires des séances de l'Académie des sciences / publiés... par MM. les secrétaires perpétuels | 1879-01 | Gallica

COVID-19の血清疫学についての素朴な疑問 新型コロナウイルスストレス?

神戸市立医療センター中央市民病院研究チームの発表に世の医療関係者が動揺している。この発表とは、感染拡大初期に当たる時期の外来患者1000人の血液検査で3.3%(33人)が抗体を持っていたというものであり、その数値から推計すると単純計算で4月上旬まで…

COVID-19症例を症状や検査値から検索可能に

日本医師会COVID-19有識者会議は2020年5月3日、同会議のウェブサイトを開設した。サイトでは、日本医師会がまとめたCOVID-19の外来診療ガイドラインを掲載する他、日本感染症学会のウェブサイトにPDFで個別に掲載されたCOVID-19の症例報告の中のうち70症例を…

レムデシビルを投与されたCOVID-19患者の転帰

米国Cedars Sinai Medical CenterのJonathan Grein氏らは、入院している重症COVID-19患者に対する未承認薬の人道的使用として、北米、欧州、日本で1月25日~3月7日までにレムデシビルを投与された患者の治療成績について、NEJM誌電子版に2020年4月10日に報告…

N95マスクのアルコールによる消毒は禁忌です

昨今のマスク不足を受けて、厚生労働省は医療現場におけるマスクの再利用(つまり消毒して使う)を許す事務連絡を出しました(事務連絡4月10日)。そこには過酸化水素水プラズマ滅菌器による滅菌、過酸化水素水滅菌器による滅菌、5枚のN95マスクを毎日取り換…

普通の「風邪」に紛れ込む新型コロナへの対応 コロナの難局を乗り越えていきたい

普通の風邪で受診する患者の中に、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が紛れ込んでいる可能性があるのが怖いところだ。感染から患者や職員を守りながら、いかにしてかかりつけ医機能を維持すべきなのか。COVID-19蔓延期に向けた取り組みを今から考察して…