民主政治のしくみ 中世から18世紀
近代主権国家の成立から 20 世紀に至る時代にかけて, 民主政治が成立·発展していくにつれて, 国家に対する考え方 (国家観)
は大きく変容してきた。 そしてこの国家観の変遷が,社会のあり方や経済的な考え方にも大きな影響を与えている。
(1)近代初期の国家
①絶対主義国家
強力な君主をその頂点に置く近代国家において, 君主(国王)が政治権力を掌握し, 国家全体を直接かつ絶対的に支配する体制が採用された。
警察国家→君主かとりしまっていたのを皮肉った言い方です笑
絶対主義国家では, 国家的秩序の形成維持のために国民の財産や自由を侵害する警察的規制を行うことが常態となった。このような国家権力行使のありさまをさして, 警察国家とよぶ。
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