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あしたへ向かって

トレンド、医療、政治、趣味について書いていきます

インフルと新型コロナ同時流行、最大限の警戒

今週のお題「読書感想文」

 

 

 

何度でもやり直せる

 

この本で大平さんが伝えたかったことは「人生は何度でもやり直せる」ということだと思う。

 

それは、大平のおじちゃんの言葉にもよく表れている。

「確かに、あんたが道を踏み外したのは、あんただけのせいやないと思う。

親も周囲も悪かったやろう。

でもな、いつまでも立ち直ろうとしないのは、あんたのせいやで、甘えるな!」

『だから、あなたも生きぬいて』P132より抜粋

 

 

 

今冬のインフルエンザ診療は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)との同時流行という難題に直面し得る。「流行が重なれば重大な事態になる」と危惧する日本感染症学会は、その対処法を

 

流行レベルに合わせた対応を
── 提言では冒頭、インフルエンザとCOVID-19の違いについて論じています。

 

同時流行となれば、両者の鑑別がとても重要となります。そのため、最新のエビデンスをもとに、症状、潜伏期間、無症状感染、ウイルス排出期間とピーク、重症度、致死率などの項目ごとに、両者の臨床上の特徴を明確に示しました

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表1 インフルエンザとCOVID-19の相違(日本感染症学会の提言より。表2~4、図1も)

 

相違点で、特に注目すべき点

 

無症状感染が挙げられます。COVID-19では無症状感染者が高頻度に存在し、無症状であっても気道のウイルス量が多く、発症直前に最大量となり感染性が強くなります。そのため、症状から感染者を診断し、隔離することは困難だと考えられます。一方のインフルエンザは無症状感染の割合が低く、また発症1日前から気道にウイルスが存在しますがウイルス量は少なく感染力は弱いのです。発症2日目になると気道のウイルス量が増加し迅速診断で陽性化しますから、インフルエンザは原則、発熱を指標に診断し患者隔離が可能になります。しかしながら外来診療の場では、インフルエンザでの突然の高熱、COVID-19での味覚障害や嗅覚障害などという特徴的な症状がない場合、臨床症状だけで両者を鑑別することは困難と考えます。

 

 

 

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