今週のお題「おじいちゃん・おばあちゃん」
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薬剤師会は2020年9月8日、新型コロナウイルスの感染拡大による薬局経営への影響調査の結果を公表した。20年2月から5月にかけて減少していた薬局の処方箋受付回数や調剤報酬が、6月はやや回復したものの、7月は再び減少傾向に転じていることが分かった。
調査では、処方箋受付回数、技術料(調剤技術料、薬学管理料)、薬剤料・特定保険医療材料料について尋ねた。調査対象は、全国の会員薬局約200施設。調査対象期間は20年2月から7月で、173薬局から回答を。
処方箋受付回数については、20年2月は前年同月比で0.6%減だったが、3月は11.8%減、4月は21.0%減、5月は23.7%減と、マイナス傾向が強くなっていた。緊急事態宣言解除後の6月は、前年同月比で12.9%減とやや回復したものの、7月は13.6%減となった。
調剤報酬については、技術料(調剤技術料、薬学管理料)が、20年2月は前年同月比で3.5%増だったもの、その後徐々に減少して5月は17.4%減だった。6月は6.8%減、7月は7.8%減となった。薬剤料(薬剤料・特定保険医療材料料)については減少幅がやや少なく、前年同月比で最も減少した5月は8.3%減となり、6月は0.7%減、7月は4.9%減だった。
こうした薬局経営への影響を全国的に把握するため、日本薬剤師会は20年7月、全国の保険薬局から無作為抽出した2500施設を対象に、同様の調査項目で郵送による調査も実施した(有効回答数1242件、回答率51.5%)。
その結果、前述の調査と同様、処方箋受付回数、調剤報酬ともに20年2月から5月にかけて前年同月比で減少傾向を示し、6月には回復が見られた(7月のデータはなし)。5月の処方箋受付回数、調剤報酬は、それぞれ20.5%減、10.1%減まで落ち込んだものの、6月は9.6%減、1.2%減だった。
地域別にみると、東日本の方が西日本よりも大きな影響を受けている傾向が見られ、特に東京では、4月、5月の処方箋受付回数が前年同月比でそれぞれ25.1%減、26.5%減。6月は11.6%減だった。
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