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あしたへ向かって

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ワクチン個別接種で薬剤と医療者の取り合い激化!1

自治体で個別接種が本格的に始まろうとしている。各クリニックで接種に向けた準備が行われている。

予約をどうするのか?ワクチンの搬入は?

実際の運用、摂取後の経過観察は?など決めなくてはいけないことが多く、接種に名乗りを挙げても、市区町村から条件を満たさないと再検討を指示されるクリニックも少なくないときく。

 そんな中、ボスミンが市場から消えかけているとの話。

ワクチン摂取が開始された当初からエピペンは世界的に市場から消えたようだ。

そのため、国でボスミンやエピペンを管理し、食物アレルギーなので絶対に必要な患者使用分を差し引いた上で、各自治体に配給されると言われていたが、いまだに配布品は回ってこない。

ちなみにエピペンの処方はE-Learningを行った医師のみ可能だが、会場に設置されているエピペンに関しては処方するわけではないので医師、看護師でなくても使用可能。

 個別接種は、かかりつけ患者に接種できるというメリットがある一方で、効率の悪さが指摘されているが、加えて必要な薬剤が分散されることで、それらの供給不足が問題になるというデメリットもありそうだ。

 そういえばプロポフォールも供給不足が指摘されている。プロポフォールは手術麻酔や人工呼吸管理中に使われる。特に小児の呼吸器管理中には今や必要不可欠だ。COVID-19でも人工呼吸器やECMOによる呼吸管理を行う際には患者の鎮静にプロポフォールが多く用いられる。