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2021(令和3)年の警察関連統計

今週のお題「わたしのコレクション」

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◇ 警察庁が公表する2021(令和3)年の警察関連統計のうち、刑法犯認知件数、特殊詐欺事案、交通事故などの主要なものを以下に紹介する。

1.犯罪統計

(1) 刑法犯認知件数

2021(令和3)年 認知件数 対前年増減率 検挙件数 検挙率
刑法犯総数 56万8,148 -7.5% 26万4,485 46.6%

【刑法犯】

刑法犯とは、一般的に刑法、および暴力行為等処罰法・爆発物取締罰則・組織犯罪処罰法などの法律に規定される、殺人・強盗・放火・強制性交等・暴行・傷害・窃盗・詐欺などの犯罪のことをいう。

◇ 2022(令和4)年2月に警察庁が公表した2021(令和3)年の刑法犯認知件数は、56万8,148件で、戦後最少を更新した

→ 我が国の犯罪情勢を測る指標のうち、刑法犯認知件数の総数については、2003(平成15)年以降一貫して減少している。

→ 前年比でみると7.5%減少しているが、新型コロナウイルス感染症の流行が始まった2020(令和2)年と比較すると、減少幅は小さくなっている(2020(令和2)年は前年比で17.9%の減少)。

→ 2020(令和2)年の刑法犯認知件数は61万4,231件。

(2) 特殊詐欺事案

◇ 2022(令和4)年2月に警察庁が公表した2021(令和3)年の特殊詐欺の認知件数(暫定値)は、1万4,461件(前年比6.7%増)で、4年ぶりの増加となった。また、被害額は約278億1,000万円(前年比2.5%減)で、被害額は7年連続での減少となったが、被害額は高水準で推移している。

◇ 手口別の内訳では、還付金詐欺の認知件数が前年と比べて121.8%増加し、オレオレ詐欺が前年比で35.4%増加している。一方、預貯金詐欺は前年と比べて41.3%減少しているなど、犯行手口の傾向が変化している。

→ 預貯金詐欺とは、親族、警察官、銀行協会職員等を装い、「あなたの口座が犯罪に利用されており、キャッシュカードの交換手続が必要である」などの名目で、キャッシュカード、クレジットカード、預貯金通帳等をだまし取る(脅し取る)ものをいう。

◇ 被害は大都市圏に集中し、東京の認知件数は3,319件、大阪1,539件、神奈川1,461件、千葉1,103件、埼玉1,082件、愛知862件及び兵庫846件で、総認知件数に占めるこれら7都府県の合計認知件数の割合は70.6%となる。

◇ 高齢者(65歳以上)被害の認知件数は1万2,708件(前年比9.7%増)で、法人被害を除いた総認知件数に占める割合(高齢者率)は88.2%となる。

→ 65歳以上の高齢女性の被害認知件数は9,900件で、法人被害を除いた総認知件数に占める割合は68.7%となる。。

【特殊詐欺】

「特殊詐欺」とは、面識のない者に対して、電話などの通信手段を利用して、預貯金口座への振込み誘導など、現金等をだまし取る詐欺をいう。具体的には、振り込め詐欺オレオレ詐欺架空請求詐欺、融資保証金詐欺及び還付金等詐欺)や、それ以外の特殊詐欺を総称したものをいう。

(3) サイバー空間における脅威

◇ サイバー犯罪の検挙件数が増加し、高い水準で推移している。また、警察庁が検知したサイバー空間における探索行為等とみられるアクセスの件数は7335.0件/日・IPアドレス(前年比12.7%増)となって増加傾向にあり、IoT機器の普及による攻撃対象が増加していることや新たな不正プログラムが出現し続けていることなどが背景にあるものとみられる。

◇ 2019(令和元)年に大きく増加したインターネットバンキングに係る不正送金事犯については、発生件数及び被害額は2年連続で減少した。

→ 2021(令和3)年の発生件数は585件、被害金額は約8億1,600万円となっている。

→ 犯行手口を分析し、金融機関等に対して、認証手続きやモニタリングの強化等を要請し、また、金融機関等と連携して利用者に対する注意喚起を実施したことなどが減少につながったとみられる。

2.交通事故

◇ 2022(令和4)年1月に警察庁が公表した2021(令和3)年中の交通事故発生件数は30万5,425件となった

→ 2020(令和2)年の交通事故発生件数は38万9,178件となっている。

◇ 2021(令和3)年中の交通事故死者数(24時間以内)は2,636人で前年から203人減少(7.2%減)した。

→ 5年連続で警察庁保有する1948(昭和23)年以降の統計で最少となった。

◇ 65歳以上の高齢者の交通事故死者数をみると、1,520人となり全体の57.7%を占めている

 

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    ここがポイント警察庁が公表する統計資料のうち、主なものをまとめてみた。刑法犯の動向や交通事故の状況など、論作文や集団討論のテーマなどにも使えるものもある。数値については細部まで覚える必要はないが、前年との比較(増減)に注目。