「核なき世界」をすでに実現している地域がある?「核なき世界」の実現は人類の大きな目標
「核なき世界」の実現は人類の大きな目標ですが、 じつはすでに南半球の大部分の
国と地域は非核兵器地地帯になっています。
最初に非核兵器地帯を定める条約が発効されたのは中南米地域のトラテロルコ条約です。 中南米地域での枝兵器の実験、使用、生産、配備などを禁止したもので、1968年に発効されました。 当初は不参加の国もありましたが、 2002年には中南米33カ国がすべての項目について批准し条約は完全になりました。
トラテロルコ条約には、 核保有5大国も批准しており、非核化の義務に違反する行為を助長しないこと、締約国に対し核兵器の使用または威事を行わないことが規定されています。
現在は他にも、 複数の地域で非核兵器地帯条約が発効されています。 09年にアフリカでペリンダバ条約が発効されたことで、 南半球の大部分は非核兵器地帯が占めることになりました。
核の傘》 核保有国が持つ核の抑止力を非核保有国など同盟国に提供し、安全を保障すること、アメリカは日本、韓国など同盟国への攻撃は、自国への攻撃と同様にみなすとしている。